ようこそ諸君!私は宇宙船リサイクル号、艦長の文雄こと、フーミネーターである。先程、新たなる旅立ちに向け、船内のシステム系(ガラス拭き、掃除等)のすべてをチェックオーバーし、安定した飛行の確認を終えたところである。そして一段落した今、私は生命維持のためのエネルギー(食事)を、いつ充電するのか考えているとことである。ところで、この船の重要極秘〔VICS〕を貴方だけにお伝えしよう。それは、このリサイクル号のシステムが一般のシステム系の概念を超え、システムが新たなるシステム系を創り出し、日々独自の進化を繰り返していることである。             

              
そして、宇宙船の中でも稀に見るセルフ&オートメーション(個人営業)のノウハウを持ったシステムマシーンなのである。私もこのシステムの影響により、いつの間にかレストア、リストラ、サバイバル化され、体の一部に変化が起こり、見ての通りのスタイルになってしまった。そして、このシステム系と私の体が、完全に一体化してしまうのは、時間の問題なのかも知れない。あのダーウインの進化論〔要不要、自然選択、突然変異〕(お客様の購買思考)さえも応用し、この宇宙船(店)に、このような異変がいつまた起こるのか、私にもまったくのところ分からない状態である。この前はアインシュタインの相対性理論を応用し、この宇宙船の質量m(店舗負担)を光速度C(損益分岐点)より小さくするシステム系が創られたばかりで、限り無く微小なE(必要経費)で飛行(運営)出来るようになり、今ではワープにワープを重ね、地球での一秒間が約10年間の値(健全運営)であることをコスモタイマー(年度決算)は指示している。

ところで最近、宇宙のあちこちでエイリアン(強盗)やリサイクルジャック(同業者圧力)が発生しているとのメッセージ(テレビニュース)を入電した。これに備え、私も自ら武装(保安・防犯)し、マザーシップ(店)を守り、自己防衛している次第である。さて、如何なる理由で時空を越え、はるか20万光年への旅(21世紀への旅)に出たのか、それは現時点に於いてノーコメント(企業秘密)とさせていただくが、価値ある地球遺産(商品)をこのノアの箱舟に積み、地球以外の宇宙人に、地球という星と、地球人という人類をたらしめたかった(地球を労わろう、みんなで分かち合おう)のは確かであろう。と言う訳で、中村屋は忘れてはならない知的文化と、お客様からのいいものだけを運ぶ、ノアのグッズ船なのです。そんな宇宙船リサイクル号に、異星人の貴方も是非お立ち寄り下さい。乗船を心から許可致します。それでは異次元飛行中のリサイクル号から、はるか彼方の流星群(円相場)を横目に、解禁ボジョレーヌーボーを右手に持って「21世紀の地球、マザースターの総てにカンパイ!!」  つづく