我が輩は、文豪夏目漱石の伯父に当たる、その人とはまったく他人の、ペンネーム太目粗石である。我が輩は人に漏れず、淋しがりやの涙もろい性格で、そんな時はひたすら、大人の詩集「ナイトエッセイ」を思ったまま、感じたまま綴っている次第である。それでは、その中の短編集をインターネッター諸君にご紹介しましょう。

空に向かって吠えるのは誰?

ライオンは太陽に向かって吠えろ。おおかみは月夜に向かって吠えろ。しま馬はライオンの代わりに、吠えてはくれないだろう。野ウサギもおおかみの代わりに吠えてはくれないだろう。しかし、ライオンの代わりに、しま馬が吠えても意味の無いことだし、おおかみの代わりに、野ウサギが吠えても意味のないことである。太陽に向かって吠えるのはライオンで、月夜に向かって吠えるのはおおかみでなければならない。 【人は自分の代わりに生きてはくれない。自ら努力しなければならないのである】。

( この文章には平成10年4月2日と記してあることから、中村屋の自営立ち上げの心境でかいたものだと思います。)
太目粗石

※私こと、文筆活動中の太目粗石



◆七福神
大・15,000円 H:41cm
小・10,000円 H:35cm

「紫交趾つぼ茶わん」

◆赤沢 露石(あかざわ ろうせき)
昭和24年生まれ・京都出身
祖父、露石に師事、昭和63年4代赤沢露石を名す。
交趾焼を特意とする。


価格応談
「油滴天目茶わん」

◆谷口 良三(たにぐち りょうぞう)
大正15年生まれ・京都出身
六世清水六兵衛に師事、昭和26年 日展初入選
後、日展特選多数 碧釉、花梨釉が主作品
平成8年 72才去


価格応談
「絹・水墨画」〔91×33〕cm

◆尾竹 竹坡(おだけ ちくは)
明治11年生まれ・新潟県出身
川端玉章に入門、明治41年第1回国画玉成会展で、会長の岡倉天心と衝突し、退会する。
文部省美術展覧会で多選受賞する。 歴史画を得意とした。昭和11年 59才去


価格応談
「絹・着色画」〔91×33〕cm

◆池上 秀畝(いけがみ しゅうほ)
明治7年生まれ 長野県出身
荒木寛畝に入門、明治41年第2回文部省美術展覧会に初入選後、3回連続して特選し、又、多くの受賞を得る、大正13年帝展の審査員となる。山水花鳥画を得意とした。昭和19年 71才去


価格応談